今すぐ知っておきたいクレジットカードの信用情報機関とは?

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クレジットカードの信用情報ってなに?学生さんの将来に関わることだから絶対に覚えておこう!

個人情報機関の画像

個人情報機関で個人信用情報が収集・管理されている。

学生の方にクレジットカードはおすすめですが、使い方を誤ると「滞納」などをしてしまい、信用情報に滞納した履歴が残ってしまいます。

クレジットカードを申し込む時のカード会員規約に「信用情報として信用情報機関に登録されることに同意する」という主旨の文言があったと思います。それがこの信用情報機関のことで、クレジットカードを利用する人は間違いなく信用情報が登録されています。

今回はこの信用情報が登録、保存されている信用情報機関について解説していきます。

信用情報機関とは?

信用情報機関とは、クレジットカード会社等(企業会員)と提携し、クレジットカード会員の返済履歴や延滞滞納履歴や年収などの情報を収集・管理し、クレジットカード会社(企業会員)から照会要請が有る場合にクレジットカード会員の信用情報を提供する役割を担っています。

つまり、クレジットカード会員の信用情報や返済能力などをデータにして、クレジットカード会社がそのデータを照会、確認して「審査の可否」や「利用限度額」などを決められるようにした情報を管理している機関です。

信用情報機関が管理している個人信用情報には「債務残高」や「支払い履歴」「個人属性」などが含まれており、信用情報に関係のない「人格」「思想」「犯罪履歴」などは含まれていません。また信用情報の第三者への提供や返済能力等の調査目的以外に使用することは割賦販売法などで禁止されているため、カード会社が万が一与信審査目的以外で利用した場合は、信用情報機関からカード会社に対して利用停止措置や除名処分等が行なわれます。

どんな信用情報管理機関があるの?

JICC(日本信用情報機構)やCIC()、KSC(全国銀行個人信用情報センター)などがあります。

信用情報管理機関 運営元
JICC 日本信用情報機構
CIC  (株)シー・アイ・シー
KSC 全国銀行協会

JICCは平成21年に株式会社シーシービーと経営統合し、誕生しました。貸金業法に基づく指定信用情報機関として指定されており、消費者金融会社や流通系・信販系・メーカー系カード会社などが加盟しています。加盟企業数は2015年で1,000社を越えていると言えます。

CICは1984年に日本割賦協会と日本信用情報センターと全国信販協会が一本化し誕生、1992年に株式会社シー・アイ・シーに社名を変更しました。割賦販売法に基づく指定信用情報機関として指定されており、学生さんや一般のカード会員でも自分の信用情報を照会することができます。企業会員には百貨店系・流通系クレジットカードから銀行、携帯電話会社、保険会社、リース会社、消費者金融会社などがあります。

KSCは1,100近くの企業会員を抱えており、主に銀行系の企業会員が多いことが特徴です。窓口での個人信用情報開示手続きを行なっていましたが、現在は終了しており、郵送で開示請求申込書や本人確認書類2種類と手数料を支払うことで信用情報を確認することができます。

なぜ信用情報機関があるの?

信用情報機関はクレジットカード会社が与信審査を行ないやすくしています。つまり、クレジットカード会社の与信審査の早期化とクレジットカード申し込み者の利便性の拡充の役割があります。

これはカード会社が1つに情報を集約することによって、カード申込みがあった際にその情報にアクセスすることですぐにその申込者の信用情報を確認できるようにしています。これによって各カード会社が申込者が以前保有していたクレジットカード会社の管理部門にその申込者の利用状況などを問い合わせて審査を行なうなどということはなく、すぐに審査ができるようになっています。

また、そうすることによって申込者はクレジットカードを申し込んですぐに審査結果がわかるようになっただけでなく、審査がすぐに終わるためクレジットカードを早く持つことができ、利便性が高くなるのです。このような事務処理が効率化される仕組みが信用情報機関です。

またクレジットカード会員が借金漬け(多重債務)にならないための予防の役割もあります。クレジットカード会社が申込者の経済状況知らずに、クレジット利用ができるカードを貸与すれば、経済的に困窮している人はそれを利用して買い物をしたり、キャッシングをして多重債務になることもあります。それを防ぐためにも、申込者の現在の経済状況を把握して、業界側からも個人の財務状況の改善を果たしています。

信用情報機関は何してるの?

信用情報機関が行なっていることは以下の3点と言われています。

  1. 与信判断:クレジットカード会員が新規のクレジットカード申し込みやローンの申請をした際に企業会員から要請のある時の照会
  2. 与信管理:クレジットカード会社が与信枠の見直しなどを行なう時の照会
  3. 消費者対応:信用情報の開示手続きがあった場合等の対応

与信判断とはクレジットカード会社に個人がクレジットカードの申し込みをした際に、カード会社が信用情報機関にその個人の信用情報を問い合わせてクレジットカードやローンの発行の可否を決定することです。信用情報機関はこの際の個人信用情報を提供する役割があります。

与信管理とは、途上与信のことであって、クレジットカード会社がカード会員の支払い履歴などに延滞や滞納などの事故情報が無いかどうか確認し、利用限度額の変更やカードの停止や解約措置を取る際に利用されます。クレジットカード会社によっては更新時以外にも信用情報を確認します。

消費者対応とは、信用情報を開示して欲しいという個人からの手続き対応です。信用情報機関では個人信用情報の開示を行なっており、本人や法定代理人、法定相続人、委任代理人などによる開示請求が可能で、学生さんでも自分の信用情報が気になる場合は確認することが可能です。

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