万が一の時に役立つ!学生クレジットカードの『買い物補償(動産総合補償)』を詳しく解説します!

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クレジットカードを使う学生さんが知っておきたい【買い物補償(動産総合保険)】を簡単に解説!

買い物補償(動産総合保険)の画像

クレジットカードを使う学生さんは買い物補償(動産総合保険)を覚えておこう!

学生クレジットカードに付いている買い物補償とは、『クレジットカードで購入した商品が破損、盗難にあった場合に、損害を補償する(保険金が支払われる)』という保険です。

買い物補償では、全ての商品・損害が補償されるわけではありません。自動車や食料品のように補償されない商品や配送中の損害のように補償されない損害も一部あります。

また、海外でのカード払いのみ適用される場合や3回以上の分割払いのみ買い物補償が適用されるなどカード会社によって様々です。さらに、補償期間は購入後何十日間といった制限期間がある他、一事故あるいは年間の補償金額には限度額があり、また自己負担金額(免責金額)も補償を受けるために必要となります。

注意点は、買い物補償は全ての学生クレジットカードに付帯されているわけではないため、学生さんが持っているカードそれぞれを確認する必要があります。

買い物補償はカード会社によっては他にも、ショッピング補償やショッピングプロテクション、ショッピングガード、動産補償、動産総合保険などと呼ばれています。正式名称は「動産総合保険」です。各クレジットカード会社によって名称は違いますが買い物時の保険という意味は同じです。

具体的にどんな補償内容なの?

ここでは学生さんに買い物補償を理解してもらうために、各カード会社の買い物補償に共通する情報説明をします。しかし、補償内容の金額や補償期間などの詳細はカード会社によって違いますので、必要な方は学生さんがお持ちのカード会社でご確認下さい。

主な補償内容

買い物補償で覚えてもらいたいことは『保険適用条件』『補償限度額』『補償期間』『免責金額(自己負担金額)』があることです。それぞれを解説していきます。

買い物補償の一般的な基本情報
保険適用

条件

 カードでの購入場所や支払い方法で適用の可否が決まります。海外では無条件に適用されたり、国内での3回以上の分割やリボ払いに適用されるなどカード会社によって様々です。また商品や破損、盗難原因によっては補償されないので注意しましょう。
補償

限度額

 年間、または一事故あたりの補償金額を意味します。例えば、年間補償限度額が100万円なら事故回数は問われません。また、カードによっては一事故あたりの補償限度額が設定されていることもあります。
補償期間 商品の補償対象期間で購入日から一定期間内に保険デスクに連絡する必要があります。補償期間はカードによって違いますが、30日以内や90日以内などがあります。
免責金額(自己負担

金額)

一事故あたりの自己負担金額です。金額は3,000円や5,000円など小額です。カード会社によって異なります。

買い物補償を受けるには、上記のようにクレジットカードの利用場所や支払い方法が保険適用条件に当てはまることだけでなく、購入日から一定期間内の補償期間に各会社の保険デスクに連絡する必要があるのです。

また、一事故あたりあるいは年間の補償金額に上限があり、自己負担金額が必要であることも覚えておくことが必要です。つまり、保険を使う場合には学生さん自らがカード保険会社が定める金額を負担する必要があり、購入商品が自己負担金額よりも高い場合(購入金額>免責金額)は保険を利用した方が良いですし、逆に購入商品が自己負担金額より低い場合(購入金額<免責金額)は保険を利用しない方が良いといえます。

買い物補償の対象外商品とは?

買い物補償では補償対象になる商品とならない商品があります。

以下のような商品は補償対象外ですので覚えておきましょう。

買い物補償の対象外商品
・ヨット、モーターボート等の船舶・自動車・自動二輪車・原動機付自転車・自転車・ハンググライダー、パラグライダー、サーフボード、セーリングボート、ラジオコントロール模型およびこれらの付属品
・移動電話、ポケットベルなどの携帯式通信機器およびこれらの付属品
・義歯、義肢、コンタクトレンズ等
・動物や植物
・現金、手形、小切手、有価証券、 乗車券などの旅行者用小切手や各種チケット
・食料品
・稿本、設計書、図案等
・会員が従事する職業上の商品
・ギフトカードなどクレジットカード以外で購入した商品
・ネット上の個人売買
・一個、または一組の値段が30万円を越える貴金属、美術品、時計など

クレジットカードで購入しても上記のような商品は補償対象外になります。

特に大型な商品や高額な商品、希少性が高いもの、破損しやすいものなどは補償対象外になりやすい傾向にあります。

学生さんはバイク等を購入して保険をかけたいと思う方もいると思いますが、バイクや自動車類は保険対象外になりますので、事前に保険対象製品を確認しておきましょう。

補償対象外となる事例

補償対象の商品であっても、盗難や破損などの損害が発生した原因によっては買い物補償は適用されません。

以下は代表的な補償対象外になる事例です。

  • 故意や重大な過失、法令違反によるもの
  • 商品の瑕疵、製作の欠陥によるもの
  • 戦争や暴動に起因するもの
  • 国または公権力の行使によるもの
  • 水災、地震、噴火、核燃料物質に起因するもの
  • 故障に起因するもの、商品の誤使用によるもの
  • 使用による品質や機能低下、性質によって発生した損害
  • 配送中による損害
  • 美術品等の価値の低下
  • 商品機能に直接関係のない汚れ、擦損、塗料の剥落、その他外形上の損傷
  • 楽器等の音色の変化や弦の切断等
  • 温度や湿度など気候によって生じた損害
  • 他人の委託で購入した商品
  • 普通能力のある満15才以上の者の不在時に、商品保管場所において発生した損害(不在期間が引き続き72時間を超えない場合を除く)

上記のようにカード会員(学生さん)の過失による損害は補償されないほか、地震等の気候や戦争などの環境要因での損害も補償対象外になります。

上記の例は基本的にどのクレジットカード会社の動産総合保険でも同じ内容になっています。

仮に損害が発生した時には上記のような例にあてはまるかどうか確認しましょう。

学生さんは上記のような損害の原因次第では、補償されないことを覚えておきましょう。

補償手続きと必要書類

動産総合保険の申請書類の画像

買い物補償(正式名称は動産総合補償)を受けるには、申請する必要があります。

買い物補償は、破損や盗難にあった際にカード会社の保険デスクに連絡をする必要があります。

その際には補償の手続きと必要書類などがあります。

補償手続き

事故や盗難などで損害が発生した際に保険デスクに連絡します。

その後、カード会社より届いた保険金請求書に必要な書類の添付や情報を記載する必要があります。

連絡は補償期間内に行なうことが必須で、期間が過ぎている場合は補償を受けられない可能性があります。

またカードによっては国内や海外で保険金請求の連絡先デスクが異なる場合があります。

補償手続きに必要となる書類

以下は補償手続きに必要となる書類の例です。盗難事故や破損事故等の原因によっては必要書類は異なります。

  • 保険金請求書(主に保険会社より郵送される)
  • 盗難届出証明書
  • 羅災証明
  • 修理費見積書
  • 売上票(お客さま控え)
  • 損害を受けた対象物(現物)
  • 損害状況写真
  • その他の関係書類

カードの売上票は1年間は取っておく必要があります。また、盗難の被害にあった場合には警察署で公的な証明書を発行してもらうこと。こういった場合には、被害にあった証拠を残すことが何より大事です。

補償手続きを取らない場合や補償手続きが遅れた場合は?

学生さんが購入した商品が破損や盗難にあっても補償の手続きを取らないと買い物補償は受けることができません。つまり、保険が付帯される条件を満たしていても、保険を学生さんが申請しないかぎりは使用できません

また補償手続きが遅れた場合も保険を使うことはできません。各カードの総合動産保険では補償期間を定めており、商品購入日から約60日または90日以内(保険が定める一定期間内)にカードデスクへ連絡することが保険の適用条件となっているためです。

つまり、補償手続きを取らなかった場合や補償手続きがカード会社の保険が定める期間よりも遅れてしまった場合は保険金を得ることはできないということを覚えておきましょう!

買い物補償が付いている学生クレジットカードと詳細一覧

2018年度は内容が更新されている可能生がありますので、買い物をする前に公式HPで確認しましょう。。

買い物補償が付いている学生クレジットカード(2017年現在)
  三井住友VISAカード

(デビュープラス/クラシック/クラシックA/アミティエ)

 支払い 補償期間  補償金額  自己負担金
 海外・国内での

3回以上の

分割・リボ払い

 購入日および

購入日の翌日より

90日以内

100万円

*対象期間中(毎年6月1日から翌年5月31日まで)の補償金支払い

一事故あたり3,000円
 セディナカードファースト  支払い  補償期間  補償金額  自己負担金
 購入日から180日以内  最高50万円
三菱東京UFJ-VISA

(ICクレジットカード/スーパーICカード Suica/スーパーICカード TOKYU POINT PASMO)

 支払い 補償期間  補償金額  自己負担金
 クレジットカード機能での購入  購入日から60日間  最高100万円  一事故あたり1万円
 MUFGカード(イニシャルカード) 支払い  補償期間  補償金額  自己負担金
国内海外  購入日から90日間  100万円  一事故あたり3,000円
JCB(EXTAGE/LINDA)  支払い  補償期間  補償金額  自己負担金
海外利用 購入日から90日間  年間最高100万円 一事故あたり自己負担額1万円

上記の表を見るとわかるように学生さんが使えるクレジットカードの中でも特に「銀行系クレジットカード」に買い物保険(総合動産保険)が付帯されていることが多いようです。ゴールドカードやプラチナカードには総合動産保険は100%近く付帯されていますが、学生さんが使える一般カードでは付いていない場合が多く有ります。

学生さんはどんな商品を買い物補償で買うべき?

一部の学生クレジットカードには動産総合保険が付帯されていますが、ではどんな物を買い物補償で買うべきなのでしょうか。

まず1つ目は値段の高い高額な商品です。値段が高い商品は破損や盗難の被害に遭い、再度購入する際に高額な代金が必要です。高額な商品とは、学生さんが再度その破損や盗難にあった製品と同じ物をすぐに購入できるかどうかで判断すると良いでしょう。こういった商品の購入には買い物補償が付帯される条件で購入する方が万が一の時も安心です。

2つ目は、盗難被害に遭いやすい商品です。例えば、2万円の靴を購入した場合でも普通の2万円の靴とブランド物の2万円の靴ではブランド物は盗難に遭いやすい商品と言えます。つまり、学生さんが購入する商品がこのように「他人から盗まれやすい物」かどうかで買い物補償を付ける判断をすべきです。この「他人から盗まれやすい物」にはブランド物・限定商品・流行もの・中古売買価格が高い物などが挙げられます。

3つ目は、自己負担金額よりも補償金額が高い商品です。各クレジットカード会社は買い物補償を使う際には1時事故あたり、あるいは1商品あたりの自己負担金(免責金額)を定めています。つまり、この金額を支払わないと保険は使うことができないのです。

この金額(自己負担金額)は3,000円〜1万円(各カード会社によって異なる)ほどなので、この金額(自己負担金額)を上回る商品を購入する場合は買い物補償が付帯されるような支払い条件で購入すると良いでしょう。1万円の商品を購入して自己負担金額が3,000円ならば7,000円は戻ってくるため経済的にも学生さんには助かりますからね!

まとめ

学生さんはクレジットカードの買い物補償がどのような補償内容なのかをこの機会に知っておきましょう!クレジットカードの買い物補償(動産総合保険)は社会人でも知らない方が多く、知っていれば非常に役に立つ保険です。もし購入した商品が破損や盗難の被害に遭った場合は、このページの内容を思い出してカードデスクに連絡してみて下さい。

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