学生クレジットカードのリボ払いってなに?簡単に徹底解説します!

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学生クレジットカードのリボ払いって何?手数料や注意点を徹底解説します!

学生クレジットカードのリボ払い画像

学生クレジットカードのリボ払いを解説!

学生さんは『リボ払い』って聞いたことがありますか?クレジットカードには『リボ払い』という支払い方法があります。今回は学生さんが疑問に思うリボ払いの注意点や手数料などを解説して行きます。

目次

結論は、『学生さんはリボ払いは利用しないほうがいい!』ということ。

学生さんはリボ払いは利用しない方が良いということが結論です。クレジットカードを紹介しているwebサイトですがハッキリ言います!(笑)

リボ払いをおすすめできない理由は、社会人でもよく分かっていないことも多い複雑な仕組みであること、また返済期間が長期にわたる傾向があること、返済が長期になるため手数料が高額になり利用金額以上の返済が必要になることです。

学生さんはアルバイトで収入を稼ぐ方が多いでしょうから、一括払いや支払い回数や金額が計算しやすい分割払いで支払う方が懸命です。

リボ払いとは?

リボ払いとは、クレジットカード利用代金を利用金額やクレジットカード利用回数にかかわらず、カード会員が設定した毎月一定額の金額を支払うことにより返済していく方法です。最低支払額は主に5000円以上で1ooo円単位から設定できるなど各カード会社が定めています。支払いには利用残高から計算された手数料を支払う必要があります。

リボ払いと分割払いの違い

分割払いは、クレジットカードで購入する商品やサービスの代金を複数回に分けて支払う方法です。支払い回数に応じた手数料を支払う必要があります。支払い回数をカード会員本人で決められ、購入代金を支払い回数で割った数字が毎回の支払い金額になります。

リボ払いは、クレジットカード利用回数や利用代金にかかわらず、利用残高(クレジットカードを利用してカード会社に支払う金額)を毎月一定額で返済していく方法です。

リボ払いと分割払いの違い
分割払い リボ払い
支払い回数 自分で決められる 自分で決められない
支払い金額 利用代金÷支払い回数で計算 毎月一定金額
手数料 有り(2回の場合は無し) 有り

リボ払いの返済方式には3種類ある

リボ払いの支払い方法は基本的に3種類存在します。

「元金定額リボルビング方式」

毎月一定額の支払いを行なう方法で、毎月一定の支払い金額に手数料を上乗せして返済を行ないます。支払い金額は元金(毎月支払う一定金額)+手数料となります。

例えば、10万円のカード利用をして毎月の支払い金額を1万円に設定した場合は、毎月の支払金額は5000円+手数料となります。

元金定額リボルビング方式のシュミレーション
支払い回数 支払い金額 元金 手数料 利用残高
5,821円 5000円 821円 45,000円
5,554円 554円 40.000
5,509円 509円 35,000
5,445円 445円 30,000
5,345円 345円 25,000
5,318円 318 20,000
5,246円 246 円 15,000
5,191円 191円 10,000
5,123円 123 5,000 円
10 5,063円 63円 0

実質年率は15%で計算しています。

「元利定額リボルビング方式」

毎月一定額の支払いを行なう方法で、毎月一定の支払い金額に手数料が含まれた形で返済を行ないます。支払い金額は元金(毎月支払う一定金額+手数料)となります。

例えば、5万円のカード利用をして毎月の支払い金額を5000円にした場合は、毎月の支払い金額は手数料を含んだ5000円となります。

元利定額リボルビング方式のシュミレーション
支払い回数 支払い金額 元金 手数料 利用残高
 5,000 円 4,375 円 625 円 45,625 円
 5,000 円 4,430 円 570 円 41,195 円
 5,000 円 4,486 円 514 円 36,709 円
5,000 円 4,542 円 458 円 32,167 円
5,000 円 4,598 円 402 円 27,569 円
5,000 円 4,656 円 344 円 22,913 円
5,000 円 4,714 円 286 円 18,199 円
5,000 円 4,773 円 227 円 13,426 円
5,000 円 4,833 円 167 円 8,593 円
10 5,000 円 4,893 円 107 円 3,700 円
11 3,746 円 3,700 円 46 円 0 円

手数料率(実質年率)は15%で計算。

「残高スライド方式」

あらかじめ決められている利用残高に応じたランクに基づき毎月の支払い(手数料を含む)が変動する方式です。

例えば、利用残高が20万円〜30万円なら月々の返済は1万円、10万円〜20万円なら月8,000円、5万円〜10万円なら月5,000円、0〜5万円なら月3,000円などと設定されています。

この支払い方法は、定額リボルビング払いなどと比べて1回あたりの返済額が定額になりやすいため返済期間が長期化しやすい特徴があります。

実際のリボ払いの手数料の計算方法!学生さんもすぐわかります!

リボ払いでは実質年率と呼ばれている年率があり、利用代金にこの金額をかけた金額が手数料になります。しかし、注意して欲しいことはこの実質年率とは、年利のことであってその金額をそのまま持ち続けた場合の手数料率を表しています。つまり、1年経つ前に(2ヶ月や3ヶ月で)返済してしまえば、返済が早ければ早い程、手数料率は低くなります。

以下は『利用代金20万円、毎月2万円の返済コースで実質年率が15%、元利定額方式』の場合の計算結果の表です。毎月の支払いは2万円(元金と手数料の合計)で、11回目は手数料の支払いになります。

 回数 毎月の返済金額(2万円の内訳) 返済後の元金残高
元金 手数料
17,500 円 2,500 円 182,500 円
17,719 円 2,281 円 164,781 円
17,941 円 2,059 円 146,840 円
18,165 円 1,835 円 128,675 円
18,392 円 1,608 円 110,283 円
省略
10回  19,571 円  429 円  14,816 円
11回  14,816 円  185 円  0円

上記の表を元に説明すると、元利定額式では支払い金額に手数料を含んでいます。1回目の手数料は利用代金20万円の1.25%である2,500円が手数料になります。2回目の支払いでは1回目の返済後残高である182,500円に1.25%をかけた2,281円が手数料としてかかります。11回目も10回目の残高に対して手数料がかかっています。

リボ払いの返済後残高から手数料を計算する方法を解説した図

リボ払いでは返済後残高に手数料が計算される

つまり、リボ払いは返済後元金残高に対して手数料がかかっていきます。言い換えれば、返済後の残高を少なくできれば手数料を抑えられます。

なぜリボ払いになる?リボ払いになるには4つの原因がある

事前設定型リボ払い

あらかじめクレジットカードの支払い方法をリボ払いに選択しておく方法です。この設定をするとクレジットカード利用が支払い方法がすべてリボ払いになります。

注意点は海外旅行の前に海外での支払い方法が「リボ払い」になっていることがあります。クレジットカード会社は原則、海外での支払いは「一括払い」か「リボ払い」しかできません。クレジットカードの申し込み時にそのどちらかを選択しますが、変更する場合は「カード会員webサイト」か「カードデスク」に連絡して変更してもらいます。

店頭選択リボ払い

店頭でクレジットカード支払いをするときに「リボ払い」を選択することで、そのカード利用料金の支払いをリボ払いにすることです。1回払いや分割払いを選択した支払いは、その選択方法で支払い、リボ払いで支払うと選択したクレジットカード利用だけリボ払いになります。

注意点は利用しているクレジットカードでリボ払いができるかどうかです。クレジットカードにはリボ払いができないカードやリボ払いしかできないクレジットカードもあります。つまり、店頭でリボ払いを選択してもリボ払いがでkないことがあります。その場合はカードの支払い方法を確認して下さい。

リボ払い専用カード

あらかじめ支払い方法がリボ払いで設定されているクレジットカードです。一括払いや分割払い、ボーナス払いでの支払いはできず、全てリボ払いになります。JCB EITカードなどがこのリボ払い専用カードです。

あとからリボ払い設定

クレジットカード利用後に代金の支払い方法をリボ払いに変更することです。会員用webサイトから変更します。クレジットカード会社によっては取り扱いをしていないこともあります。

以下は「あとから分割」と「あとからリボ」の解説をしているリンクです。合わせて読んでみて下さい。

リボ払いのメリット

リボ払いのメリットは『月々の返済が一定額』になることです。毎月の返済額は設定した金額になるため自分のペースで支払いをすることができます。例えば、2万円の商品を一括払いで、7万円の商品を7回払いで、4万円の商品を4回払いで支払った場合と、リボ払いの定額1万円コースで支払った例を比較すると以下のようになります。

リボ払いと一括払いの違い
一括払い リボ払い
1回目 4万円 1万円
2回目 2万円 1万円
3回目 2万円 1万円
4回目 2万円 1万円
5回目 1万円 1万円
6回目 1万円 1万円
7回目 1万円 1万円
14回目 なし 手数料分の支払い

このように利用額が高額であっても毎月一定額で返済できることがリボ払いの魅力です。毎月一定額の支払いなので口座に振り込む金額を間違えたり、利用代金の引き落としがされずに遅延や滞納をする心配が減ります。これがリボ払いのメリットです。

リボ払いは場合によっては分割払いよりもお得になる!

リボ払いはあるケースでは分割払いよりも手数料が安くなりお得になることやリボ払いの手数料を安く抑えてポイントだけを得ることができる場合があります。以下にまとめておきますので、興味のある学生さんは見てみて下さいね!

リボ払いのデメリット

リボ払いはクレジットカードを利用すればする程、利用残高が貯まっていくので返済が終わらない支払い方法だと言えます。毎月2万円のカード利用、毎月の返済額が5000円の場合は1年経過すると6万円の支払いで済みますが、18万円の利用残高+手数料の返済が必要になります。さらに1年後は36万円+手数料になります。

このように毎月の利用額が毎月の返済額より多い(毎月利用額>毎月返済額)場合は利用残高が永遠と積み重なることがデメリットです。

さらに利用残高を元に計算された手数料も支払う必要があり、この手数料が高額になる傾向があります。手数料は支払い年月、利用残高と手数料率を元に計算されるため、リボ払いのような月々の返済額が小額で利用残高が積み重なっていくタイプの支払い方法だと、手数料が非常に高くなります。

毎月、固定支出がある学生さんはリボ払いは止めよう!返済地獄になる可能性あり!

なぜリボ払いでは返済地獄になるのか?以下の2つの理由があります。

  1. 毎月の返済額が利用金額よりも低いと、毎月返済できなかった分が繰り越されてしまうため
  2. 手数料が膨らんでいくため、リボ払いを使い続けると手数料の支払いが莫大になっていく

1は借金を意味しています。利用代金が返済されずに積み上がっていくため残高に返済が追いつかないという状況が発生します。さらに2のように、元金残高を元に手数料が計算されるため返済前の元金が増えれば手数料も高くなります。つまり、リボ払いは仕組み上、1のようにクレジットカード利用感覚が薄れやすいだけでなく、手数料が莫大になりやすい面があります。

ここから考えられることは、リボ払いは毎月の固定費に支払うことは向いていないということです。例えば、学生さんのスマホ代や電話代などが固定費にあたります。このような支払いは1回払いにするようにしてリボ払いで支払わないようにすることに気をつけて下さい。

現在、リボ払いをしている学生さんはどうすれば良いか?

現在リボ払いで支払いをしている学生さんはどうすれば良いか?もし毎月の利用金額が低く、毎月の支払い設定額で一括返済できているのならば問題はありません。

しかし、毎月のクレジットカード利用金額が多い学生さんや今後もっとクレジットカード利用を増やしたい学生さんはリボ払いは止めた方が良いでしょう。上記でも述べたように支払いが長期化する他、手数料支払いが高額になりやすい傾向にあります。

現在リボ払いを利用している学生さんは以下のような方法を取ると良いでしょう。

  • リボ払いの設定を止める、リボ払い専用カードなら解約を検討する
  • 毎月の支払い設定額をできるだけ高額に変更し少ない回数で返済することで元金に掛かる手数料を安くする
  • リボ払いで諦める。利用金額を少なくすることで返済の負担を軽くする。

リボ払いの設定を解除できるカードは設定を変更すること、特に海外利用は一括かリボ払いなので海外旅行前に確認をしましょう。今使っているクレジットカードがリボ払い専用カードなら解約を考えてみても良いでしょう。利用すればするほど支払いが終わらなくなるよりも他のクレジットカードを使う方が先決です。

JCB EITカードなどは支払い設定額を自分で設定できます。この場合利用残高よりも高い返済金額を指定することで実質「1回払い」で支払うことが可能です。詳細は以下の章で解説しています。

また「リボ払いでも良い」と諦めた学生さんは毎月の支払い金額を低めにすることで利用残高が積算されないようにします。そうすることで手数料負担が抑えられる他、返済の計画も立てやすくなります。

リボ払いは負担が多いことから借金地獄や返済が終わらない不安に捕われやすくなります。

リボ払い専用カード(JCB EITなど)を作って後悔している学生さんは、リボ払い利用金額の返済方法を「一括」にすること。

リボ払い専用カードはその名の通りリボ払いしかできません。学生さんの中にはリボ払い専用カードと知らずにクレジットカードを発行してしまった方もいると思います。リボ払いは1回の支払い金額が低めに設定できるため、元金が減らずに手数料が高いことから評判が悪いことが現実です。そのためリボ払いの手数料を支払いたくない学生さんや社会人も多くいます。

リボ払い専用クレジットカードの手数料を低く抑える方法は、元金を残さないことです。つまり、クレジットカード利用代を一括で支払ってしまうことです。手順としては『毎月の支払い金額をカード利用代金と同じ額に設定する』ことです。会員用webサイトなどからアクセスして、毎月の支払い金額を設定できる上限まで上げることです。

そうすることで、リボ払いの支払いが1回で終わるため手数料が増え続けるという最悪の事態が回避できます。リボ払いは返済期間と利用残高が高い程、手数料が高くなります。

初回手数料が必要なカード会社の場合はその手数料を払う必要が出てきますが、初回の手数料だけで済めば非常に小額な手数料だけで済みます。ちなみにJCB EITカードのような初回手数料無料のクレジットカードであれば手数料は0円で利用できます。

注意点はクレジットカード会社によっては、リボ払いの毎月の支払い金額が3万円や5万円など低めに設定されていることもあります。その場合はそれ以上の金額が設定できないため元金に基づく手数料が発生します。手数料を払いたくない場合は、別のクレジットカードを利用することが望ましいでしょう!

もし、学生さんがリボ払いを使うなら事前にシュミレーションサイトで返済総額(手数料を含んだ)を知っておこう!

クレジットカードのリボ払いや分割払い・キャッシングの返済においては各クレジットカード会社が返済金額のシュミレーションサイトを公開しています。リボ払いのシュミレーションをすれば事前に「どれだけの手数料を支払うのか」ということがわかるだけでなく、リボ払いと分割払いのどちらで支払えば自分にとって安全(しっかりと完済できるか)もわかります。

以下に学生さんが主に利用するクレジットカード会社のシュミレーションサイトをまとめて掲載しています。必ず安易にリボ払いを選択しないでシュミレーションをしてから利用するようにしてください。特にリボ払いの利用代金が高額になるほどシュミレーションサイトを利用して下さいね!(以下の記事はブックマークやSNSで保存しておくと便利です)

リボ払いはカード会社が儲かる

クレジットカード会社の利益は『加盟店からの手数料収入』『クレジットカード会員の分割払いやリボ払いの支払い手数料』によるものです。

リボ払いは実質年率は15%程度ですが、支払いが長期に渡ることから手数料が高額になりやすい傾向が有ります。カード会員のカード利用金額に大きい程、支払いが長期になりやすいので手数料も高くなり、カード会社の手数料収入は増えるのです。

もちろん、リボ払いは支払額を一定に出来る利点もカード会員にはありますが、クレジットカード会社の大きな収入源になっていることも覚えておきましょう。

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